「SMALL WORLDS TOKYO」のユニークな試みは、「年間パスポート付きフィギュアプログラム」を販売していることです。どういうことかというと...。

自分の全身を3Dスキャナーで撮影し、1/80サイズのフィギュアにして1年間、好きな世界に置くことができるのです。自分（の分身）がミニチュア世界の住人になるというわけです。「エヴァンゲリオン 格納庫」エリアに住むことを選んだ場合は、「NERV作業員」の制服が用意されているので、着替えて撮影します。料金は希望する世界によって異なり、年間パスポート込みで12,630円 (税込)　〜19,800円 (税込)　です。

2階には、日本を代表するホテルの元総料理長が監修するカフェ＆レストランがあります。アルコールドリンクやディナーも楽しめ、入場チケットのセットで購入すると非常にお得です。

「SMALL WORLDS TOKYO」には、実は深い隠しテーマがあります。
テクノロジー、SDGs、ユニバーサルデザイン、国際理解など、1/80の世界の中にはそんなテーマに沿ったシーンが組み込まれており、子どもたちにiPadを使ってテーマに関係する景色やアイテムを探し、気付いたことを話し合ってもらうという教育プログラムが用意されているのです。
プログラム実施には事前予約が必要で、最少催行人数は8名以上。学校や団体に提供していくとのことです。

ワークショップエリアでは子ども達が参加できるワークショップを開催しています。日本を代表するクリエイターやエンジニアたちによる精巧な技に触れる機会があるかも!? なんて、ちょっと素敵だと思いませんか。目の前の世界にワクワクしながら、子どもたち自身が未来社会を創りあげる、フューチャースキルを養う場にもなるのです。「SMALL WORLDS TOKYO」に親子で訪れてみて、どちらがたくさんの気づきや発見が得られるか、チャレンジしてみてはいかがでしょう？