ビーントゥバーチョコレートを食べてみよう
ようやく、ベトナム産カカオ豆を使ったチョコレートの完成です!
まずは、細かく粉砕したチョコレートから食べてみます。
驚くことに、カカオニブに砂糖しか加えていないのに、確かにベリーの酸味が感じられます。鼻に抜けるような爽やかな風味で、ビターな味わいは癖になりそう。続いて粗挽きにしたチョコレートも試食してみましたが、これには驚き!カカオニブの食感が残り、小さなナッツを噛んだような食感で、全く違う種類のチョコレートを食べているようです。
ちなみに、ハイチ産のチョコレートもいただきましたが、同じ作り方でどうしてこんなに味が違うのかというくらい、香ばしいナッツが入っているかのまろやかな味わいに、参加者一同、驚きの声が上がります。
「作り方が同じでも産地や、豆のひき方を変えるだけで全然異なった味わいになります。Minimalでは、カカオ豆の産地ごとにフレイバーの違いをご説明しています。」(亀井さん)
Minimalには「NUTTY」「FRUITY」「SAVORY」の3つのフレーバーラインがあり、今回試作したハイチ産は「NUTTY RAW-LIKE」で「生に近いナッツのような甘い風味」、ベトナム産は「FRUITY BERRY-LIKE」で「ベリーのような複雑な風味」になります。
「好みのフレイバーをお伝えいただければ、産地からお選びしておすすめしています。」(亀井さん)
好みのチョコレートをカカオ豆の産地で選ぶ・・、そんな考え方があったなんて、目から鱗の体験となりました。
Minimalのチョコレート
亀井さんのご厚意に甘え、試食させていただいた中から個人的に気に入った3種類をご紹介します。
NUTTY CHOCOLATY
産地:コロンビア
カカオ割合:71%
軽くローストしたナッツのような風味
「口当たりの柔らかいジャパニーズウィスキーやジャスミンティーと相性抜群です」
SAVORY HERBAL
産地:トリニダード・トバゴ
カカオ割合:71%
杉の木やハーブの風味
「ウィスキー、ラム、ブランデーなど味わいの強い飲み物とのペアリングがお勧めです」
FRUITY CITRIC
産地:ボリビア
カカオ割合:67%
焼きミカンのような風味
「煎茶やカモミール茶、ポップの効いたビール、テキーラなどとお楽しみください」
カカオと同じ産地のコーヒーやシガーと一緒に楽しむのも、良いかもしれません。
今年のバレンタインは、大切な人に「本物のチョコレート」を贈ってみてはいかがでしょうか。
店舗情報
Minimal - 銀座 Bean to Bar Stand
所在地:〒104-0061東京都中央区銀座3-8-13 光生ビル 1F
電話番号:03-6264-4776
営業時間:11:00〜19:00、定休日無し
U R L:https://mini-mal.tokyo/