ココジカ

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ものづくりのまち蔵前で楽しむ自分だけのノート作り

Vol.59 / 2016, 09

使うインクにもこだわりたくなったら

ここまでノートを作り込んだら、筆記具にもこだわりたくなるもの。「カキモリ」では万年筆やガラスペンも扱っており、好みの色のインクと合わせて買っていく人が多いそうです。オリジナルノートを作ったら自分好みのインクを探して書いてみるのもさらに使う楽しみが増えると思います。

2016年11月上旬には、姉妹店「インクスタンドbyカキモリ」がリニューアルオープンします。場所は「カキモリ」の店舗の隣。インクを自由にブレンドして(3種類以内)、自分だけのカラーインクを作れるショップです。レシピを記録しておいて、自分のサイン用カラーを決める、というのもいいかもしれません。 気分の上がる道具を揃えて、芸術の秋を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?

インクスタンドbyカキモリ

店舗情報店舗情報

カキモリ

【住所】
台東区蔵前4-20-12

【電話】
03-3864-3898

【営業時間】
火~金曜 12:00~19:00
土日祝 11:00~19:00

【定休日】
月曜(祝日の場合は営業)

ホームページ
http://www.kakimori.com/

コラム

●楽しく書くためのこだわり。カキモリのオーダーノート用の紙の種類

紙の種類、いくつ知っていますか? 上質紙、コピー用紙、画用紙、和紙くらいは思いつくでしょうか。カキモリが文字や絵を書くという目的を中心に選んだ紙は次のようになります。(カキモリHPより)

コンケラー
世界90ヶ国以上で使われている高級レターヘッドのトップブランド。万年筆との相性が抜群です。

バンクペーパー
銀行の帳簿や、細かい文字を使う業務のために生み出された紙で、書き心地のなめらかさが特徴。カラーインクの発色も良く、細字の万年筆やガラスペンに最適です。

ユボ(合成紙)
紙とプラスチックフィルムの長所を兼ね備えた「魔法の白い紙」。水にとても強く、手で破ろうと思っても破れないのに、紙の風合いに近く、油性ボールペンや鉛筆で書くことができます。濡れても大丈夫なノートを作りたいときに。

水彩紙
粗めの紙肌、自然な白色、水彩用に作られた紙です。長期保存にもすぐれていて特厚口のため、寄せ書きや写真台紙にも向いています。

ハトロン紙
片面にツヤがあり、裏はザラッとした透明度が高い紙。包装用ですが実は筆記にも適しています。とても丈夫で、万年筆もシャキシャキとした書き心地が楽しめます。

フールス紙
国産の多くの高級ノートや便せんに使われている紙。万年筆の筆記に適した紙です。

書籍用紙
文庫本などに使われる、目に優しいクリーム色の紙です。いろいろな種類があります。ボールペンを使う方におすすめ。

薄上質紙
薄くて丈夫、少し透けるので、アイデアやメモをどんどん書いてみるのにおすすめです。

コミック紙
わら半紙のようなざらっとした手触り。まさにコミック誌のように、色違いを組み合わせてノートにすると楽しいですよ。

クラフト紙
包装紙として主に使われる紙ですが、書くための紙としてもファンが多い味のある紙です。写真を貼るアルバムの台紙としてもいいですね。

画用紙
スケッチ用の紙。旅や散歩のお供にしたいノートがつくれます。

※掲載の情報は発行月時点の情報であり、現在とは異なる可能性があります。