気になる料金は?
現在の料金体系は次のようになっています。たまに使うだけなら、その都度支払う「1回会員」や「1日パス」も用意されているので、月額会員になる必要はありません。
プラン名 | 1回会員 自転車を持っていないけどちょっと自転車を使いたいなというときに! |
月額会員 通勤・通学など自転車を よくお使いになる方に! |
1日パス 新橋、虎ノ門、六本木、港南エリア周辺を一日おもいっきり楽しみたい方におすすめ! |
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ご利用可能時間 | 24時間 | 24時間 | ご購入当日の23時59分まで |
ご利用料金 | 基本料0円/月 最初の30分:162円/回 1回の利用が30分を超過した場合108円/30分の延長料金がかかります。 |
基本料2,160円/月 最初の30分:0円/月 1回の利用が30分を超過した場合108円/30分の延長料金がかかります。 |
基本料1,620円/月 + 専用ICカード発行手数料 540円 延長料金:なし |
お支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード | 現金※ |
※1日パスのご利用時は専用ICカードの発行が必要となります。
4月30日(土)までは4区どこでも乗り降りできる!
さらに耳寄りなお知らせがあります。この春(2016年2月1日(月)~4月30日(土)の期間 ※)利用できるエリアが拡大中。いままでは会員登録した区を越えて利用することはできませんでしたが、どこか1つの区に会員登録していれば、4区すべての124ヵ所(1月末現在)ものサイクルポートで、自由に貸出・返却することができます。これからの季節、コミュニティサイクルで友だちと都心のお花見スポットのはしごなんて、楽しそうですね。
※実験の結果により、実施期間が延長される場合があります。
たとえばこんな利用の仕方
ドコモ・バイクシェアによると、2月1日に都心4区へ利用可能エリア拡大したことによって飛躍的に利便性が向上し、ユーザーも増えているそう。現状としては、利用時間1時間以内の「ちょい乗り」の利用が最も多く、通勤・通学、買い物、食事、取引先訪問、観光などに幅広く使われているそうです。
Case①
わが家の近くのサイクルポートから、六本木ヒルズまで映画を観に。映画鑑賞中に借りておくのはムダなので、いったんポートに返却し、帰りにまた借りれば、往復162円×2=324円で利用できます。
Case②
職場からちょっと離れた話題のレストランまで、同僚といっしょにランチを食べに。自転車のほうが移動時間のムダがなく、時間を有効に使えますね。
Case③
港区のわが家から足を延ばして、東京国際フォーラム(千代田区)のサイクルポートまで片道利用。ここは有楽町や銀座からいちばん近いポートなので、買い物にとても便利です。片道だけ利用して、そのまま置いて帰ることもできるので、自分の自転車を使うよりも、気楽な気分ででかけられますね。
Case④
1,620円でまる一日利用できるパスも用意されていて、主要ホテルや無人登録機などで購入することができます。バッテリーフル充電で走行距離最大40kmまでを目安に走れるので、停車しながら観光するぶんには問題なく利用できます。東京観光に来ている友人に教えてあげると、効率よく都心を観光できて喜ばれるかもしれませんね。
将来的な目標とは?
将来的には、さらにパワーアップも予定。いま東京都臨海地区(晴海、月島、豊洲)では「バッテリーシェア」の実証実験が始まっています。予備バッテリーを店舗やサイクルポートで常時充電しておいて、登録会員が自由にバッテリーを交換できるような環境をつくるというものです。 ドコモ・バイクシェアでは、予備バッテリーの配置を拡大し、いざというときに携帯電話の充電ができたり、災害時の予備電源として活用するといったことも考えているそうです。
このようにコミュニティサイクルは、IoT(モノにインターネットを組み込む技術)の進展により、新しく生まれてきた都市インフラのひとつといえます。赤い自転車から始まるものは、人にも環境にもやさしい未来のTOKYOへの小さな一歩。これから注目していきましょう。
※本ページ内の掲載価格はすべて2016年3月時点での消費税8%を含む総額表示です。