ココジカ

サンウッドより、暮らしを豊かにするウェブマガジンをお届けします。

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パリ発、チョコレートの祭典!
サロン・デュ・ショコラの直前みどころ情報

Vol.51 / 2016, 01

4)今年の注目!ショコラ界にもウーマンシェフ活躍の波が

男性社会のショコラティエの世界にも、着実に女性が進出しつつあります。女性らしい、繊細で美しいショコラの数々に注目です。

クリスティーヌ・フェルベール
ショコラ・アソート プラリネ(9粒入) 4,104円

1980 年に父の店「メゾン・フェルベール」のパティシエに。コンフィチュールの名手。小さな自然に囲まれた村で作る新鮮なフルーツや庭のハーブを使ったガナッシュはフレッシュでエレガントです。新作は、アルザスの民族衣装を着た女の子のパッケージに。アーモンド、あるいはヘーゼルナッツの柔らかなプラリネをベースに、そのプラリネとフルーツとを組み合わせた二層のボンボンです。

クリスティーヌ・フェルベール ショコラ・アソート プラリネ

スクレ ドゥ カカオ
ショコラ アソート(12粒入) 4,860円

ベルナシオンで修業後、ランゴーニュという村で開いたシルヴィー・フォーシェの工房。カカオの知識が豊富で、卓越した感覚を持つ彼女が作るガナッシュはとても繊細。
「ショコラ・アソート」は地元で採れるフルーツのピュレ入りガナッシュを中心に、カカオ産地の魅力を引き出したスペシャリテ。

スクレ ドゥ カカオ ショコラ アソート

アリーヌ・ジェアン
パレ・ド・フルール(20粒入) 3,240円

ラ・メゾン・デュ・ショコラで修業をし、2012 年に独立した女性シェフ。動物性油脂をおさえて作るショコラはカカオ本来の風味・食感を楽しめるひと粒。花の砂糖漬けを花冠のようにブラックチョコレートに飾りました。シャンパンと一緒に楽しむのもいい感じ。

アリーヌ・ジェアン	パレ・ド・フルール(

5)会場で味わうショコラの醍醐味! ショコラをその場で愉しもう

イベントのもうひとつのお楽しみは、特別なショコラデザートをその場で食べられること。行列を覚悟で、至福のひと口を手に入れてください。

ゴディバ
ショコリキサー ホワイトチョコレート ラズベリー 651円

ゴディバのホワイトチョコレートの甘みとラズベリーの酸味が溶け合う、爽やかな味のチョコレートドリンク。ホイップクリームの上にもカリっとした甘酸っぱいドライラズベリーが贅沢にトッピングされています。

ゴディバ ショコリキサー ホワイトチョコレート ラズベリー

ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ
ショコフル 378円

ゴーフルをアレンジしたショコフル。今年はチョコレートクリームにあんこをいれました。

ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ ショコフル

ヨシノリ・アサミ
クレーム グラッセ ショコラ 各670円

グラシエでもあるアサミ氏の技と味を堪能!チアシードソースが新しいブラックチョコレート×新フレーバー ユズのアイス、キャラメルピーカンナッツがのったミルクチョコレート×アールグレーのアイス、相性抜群な2つのペアを会場で味わえます。

ヨシノリ アサミ クレーム グラッセ ショコラ

6)サロン・デュ・ショコラ 日本公式サイトも要チェック!

公式サイトでは最新の情報を発信しています。事前に、チョコレートの基礎知識を学ぶもよし、お気に入りのショコラティエの名前で検索するもよし。週末はあなたも、新宿NSビルに集まった世界中のショコラのなかから「私の最高の一粒」を探す冒険に出かけてみませんか?

http://www.salon-du-chocolat.jp/

おでかけ情報

~パリ発、チョコレートの祭典~サロン・デュ・ショコラ

昨年の様子
昨年のサロン・デュ・ショコラの様子

会場/新宿NSビル 地階イベントホール
   新宿区西新宿2-4-1(東京都庁舎となり)
日時/2016年1月27日(水)~1月31日(日)
   各日午前10時~午後8時
お問合せ/伊勢丹新宿店 03-3352-1111(大代表)

コラム

チョコレート関連の用語、いくつ知っていますか? 英語とフランス語がごちゃまぜで出てくるので、意味を間違えていることもあるかも。知っておくとサロン・デュ・ショコラをもっと楽しめますよ。

1:加工編

<テンパリング>

チョコレートに含まれる脂肪分を均一化させるために温度調整すること。これをしないとざらついたり、表面が白くなるなど、ツヤのあるおいしいチョコレートにならない。

<ガナッシュ>

チョコレートに生クリームを合わせること。ボンボンショコラ(後述)のセンターに使われる。

<プラリネ>

溶かしたチョコレートに、砂糖を熱してカラメル状にし、炒ったアーモンドやヘーゼルナッツを混ぜ合わせ、すりつぶしてペースト状にしたものを加えたクリーム。

<マジパン>

炒ってないアーモンドを挽きつぶし、砂糖と混ぜ合わせてペースト状にしたもの。

<キャラメリゼ>

砂糖を煮詰めてカラメル状にしたものでコーティングすること。

2:菓子の種類編

<タブレット(ド・ショコラ)>

板状に固めたチョコレート。フランス語で板チョコのこと。

<ボンボン(ショコラ)>

ガナッシュやプラリネ、マジパンなどをチョコレートでコーティングした一口サイズのチョコレートの総称。

<ブシェ>

ボンボンショコラよりひとまわり大きめのチョコレート。

<トリュフ>

チョコレートにバターと生クリームを加え、ボール状にまとめてココアをまぶしたもの。

<マンディアン>

ナッツやドライフルーツをチョコレートに混ぜたもの。またはこれを乗せたチョコレートのこと。

<ショコラショー>

カカオバター含有量の高いクーベルチュールチョコレートと、牛乳や生クリームをベースに作るチョコレートドリンクのことで、本来はココアとは別のもの。

<生チョコレート>

チョコレート生地に生クリームや洋酒を練りこんだもの。「ガナッシュ」クリームを加工し、コーティングすることなしに食べられるようにしたもので、日本オリジナルのチョコレート菓子。

バックナンバーの「ココジカ第5号 オトナが愉しむチョコレートの世界」も合わせてご覧ください。
http://www.sunwood.co.jp/sunwoodclub/webmagazine/magazine_201301.html

※掲載の情報は発行月時点の情報であり、現在とは異なる可能性があります。