● ご飯のおいしさは、子どもたちがいちばんよく知っています

お米を買うとき、「コシヒカリ」や「あきたこまち」といった有名な銘柄名だけをたよりに選んでいる人が多いのですが、本当においしいお米とは、産地や銘柄にとらわれず、味、香り、ツヤなどあらゆる条件を満たすことだと考えます。同じ地域の同じ銘柄でも田圃が違えば味が違うくらいです。お米屋さんはお米の知識が豊富ですから「土鍋で炊くのに向いている米はどれ？」などと、いろいろ聞きながら選んでみるといいですね。

私たち「お米マイスター」は、お米の甘さ・旨みを自分たちの舌で確かめ、全国に隠れた本当に美味しいお米を皆さんに広める活動をしています。
炊けるときの音や香り、ご飯が炊けるのを待つ時間も、ときにはご家族で楽しんでみてください。ふだん白いご飯のままでは「味がない」と食べない現代っ子たちにも、一手間かけた土鍋ご飯で自分でおにぎりを作らせ、食べさせてみてください。本当においしいご飯かどうかは、子どもたちの食べっぷりでわかりますよ。