ココジカ

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進化する東京の夜景 トーキョー・イルミネーション2012

Vol.13 / 2012, 11

街中に光が溢れるイルミネーションのシーズンに突入しました。冬の風物詩のイルミネーションも、LEDの省エネ技術が進んだことで、ロングランで行われたり、光の動きを制御する技術や、照明アーティストによるストーリー性のある装飾がとり入れられるなど、今年はさらに進化した夜景を見ることができそう。 そんな星の数ほどある夜景を彩るイベントのなかでも、オトナのための素敵なイルミネーションを厳選して紹介します。

SUNWOOD CLUB MAIL MAGAZINE Vol.13

今年のキーワードその1「オリジナルカラーLED」

LEDそのものが進歩したことで、省エネであることはもちろん、美しさも増している点に注目。例えば、丸の内仲通りのシャンパンゴールド、目黒川の桜色など、地域ごとのオリジナルカラーを決めて個性を際立たせているところもあります。自分の好きな色を見つけに出かけてみませんか?

今年のキーワードその2「プロジェクション・マッピング」

9月に東京駅再生のこけら落としとして行われた映像イベントを覚えている方も多いでしょう。「プロジェクション・マッピング」という、いま世界中で注目されている最先端の映像技術で、様々な立体物をスクリーンにして高精細フルCG映像を投影するものです。屋外で行われる場合は、実際にある建物の形状や窓の形なども計算し尽くした演出は、見る人をまるで巨大な舞台の美術セットの中にいるような、不思議なバーチャル体験に誘います。カレッタ汐留の「リュミエの森」や東京駅の「東京ミチテラス2012」などで見ることができます。

[参考]9月22~23日に行われた「TOKYO STATION VISION」YouTube映像はこちら

http://www.youtube.com/watch?v=xHsbdq8GtKc

都内で見られるイルミネーション

1)丸の内イルミネーション2012-2013

有楽町と大手町を結ぶ約1.2kmにおよぶ「丸の内仲通り」沿いの街路樹約230本が、シャンパンのきらめきのような白金色のLED約101万球に照らされる......今年は東京駅の復原完成と丸ビル・丸の内商店会の開業10周年を記念して、例年よりひと足はやい10月1日よりライトアップをスタートしています。 照明には、太陽光や風力などの自然エネルギーにより発電されたグリーン電力が使われ、これにより消費電力が従来よりも約6割カットされているのだそう。ちなみに、このシャンパンゴールドのLEDは、丸の内だけで見られるオリジナルカラー。シンプルで上品なイルミネーションはオトナの街のイメージに重なって、記憶に残る夜になりそうです。

丸の内イルミネーション1
丸の内イルミネーション2

[INFORMATION]

会場丸の内仲通り 他
期間2012年10月1日(月)~2013年2月17日(日)
点灯時間17:00~23:00(12月は24:00まで点灯予定)

2)東京ミチテラス2012

昨年まで6年間行われてきたイベント「光都東京・LIGHTOPIA」に変わって、今年は復原された東京駅舎をスクリーンにして、「歴史、未来、希望」を テーマにしたプロジェクション・マッピングの映像ショー「トウキョウヒカリ ビジョン」が行われます。
また、行幸通りには、テッセレーション(モザイク模様)タワー型の走馬灯が出現。 万華鏡のような光を浴びながら、幻想的な空間を散歩することができます。 丸の内の過去と未来を、同時に体験できそうなイベントですね。

プロジェクションマッピング(東京駅)
プロジェクションマッピング(東京駅)
テッセレーション(行幸通り)
テッセレーション(行幸通り)

[INFORMATION]

会場東京都 東京駅前広場、行幸通り
期間2012年12月21日(金)~12月28日(金)
点灯時間インフォメーションサービス0180-993-771で事前にお確かめください
(C)東京ミチテラス2012/写真はイメージです。

※掲載の情報は発行月時点の情報であり、現在とは異なる可能性があります。