アイデア調理グッズに脱帽
ここからは家電製品ではありませんが、我が家にあると便利なキッチンのアイデア調理グッズを集めました。
好みの日本酒やワインがスパークリングに変身!
グリーンハウス「ツイスパソーダ」SODABK
7,313円(税込)
「ツイスパソーダ」はオーストリア製のカートリッジ方式の炭酸水メーカーです。特徴は、ワインや日本酒をそのまま入れてスパークリングにすることもできること。一般的な炭酸水メーカーは水以外では使えませんが、「ツイスパソーダ」はノズルの炭酸噴射口が逆流防止設計になっているため、水以外の液体、たとえば果汁も安心して炭酸にすることができます。専用カートリッジは1個で1回分、水なら950ml、ジュースやお酒などは720mlの炭酸飲料が作れます。本体もボトルキャップタイプで重さ約450g、コンパクトで持ち運びしやすいため、アウトドアに持って行って気軽に使えるのも魅力です。
電子レンジ調理で焦げ目をつけたいなら
ルクエ Lekue マイクロウェーブグリル
5,500円(税込)
シリコン製の電子レンジ用調理器「スチームケース」で一世を風靡したルクエは、スペインのデザイン生活用品メーカーです。今回、日本上陸したばかりのルクエの新製品は、電子レンジだけでこんがりと焼き目のついたグリル料理やオーブン料理が作れる製品。耐熱温度が240°ある特殊加工のプレートで挟むことで、焼き目がつくと同時に、横の隙間から入り込むレンジ波が食材を内側から加熱し、ふっくらと仕上がります。持ち手の部分はシリコン製でとり外しができ、使ったらきれいに洗うことができます。
失敗知らずの電子レンジポップコーンメーカー
ジョセフジョセフ M-クイジーン
「シングルポップコーンメーカー」
(2個セット)
1,650円(税込)
「M-クイジーン」はアメリカの電子レンジ調理器のブランド。こちらの製品はポップコーンが一人分ずつ、電子レンジで失敗なく作れるというものです。シリコンゴムのカップに、ポップコーン用のトウモロコシの粒を入れて上部を閉じ、電子レンジで加熱。オイルもバターも使わずにポップコーンができあがり、しかもそのまま器として食べられます。熱々のうちに市販のシーズニングパウダーをふりかけたり、キャラメルソースやメープルシロップをからめたり、自家製のオリジナルフレーバーづくりに挑戦してみては?
高級感で群を抜く電子レンジ調理器
有田焼 HACHI
16,500円(税込)
電子レンジ調理器の多くはシリコン製やポリプロピレン製で、軽いのはいいのですが、食卓にそのまま出すのはちょっと味気ないもの。そんななかで高級磁器の有田焼の窯元・八右衛門窯が手がけた万能調理器が「HACHI」です。普通の土鍋と比べて軽くて割れにくい特殊耐熱陶土という素材から新開発したもので、電子レンジでの調理はもちろん、ガスコンロの直火でもオーブンに入れてもOK。個性的なフォルムはアメリカ人デザイナーが手がけたもので、テーブル映えするキャセロール(煮込み)料理用として北米市場でも売り出されています。
卓上火鉢で炉端焼き気分が楽しめる
センゴクアラジン
ポータブルカセットコンロ「ヒバリン」
17,600円(税込)
形がポップで、どこか懐かしくもあるこの製品は、火鉢+七輪で「ヒバリン」と名づけられた、カセットガス式の調理器具。スルメや干物を炙りながら日本酒を一杯...等々、炉端焼きの楽しさを味わえる、こだわりの一品です。
本物の火鉢や七輪では微妙な火力の調節はできませんが、ヒバリンはカセットコンロ同様、ツマミで炎の大きさを非常に細かく制御できるので失敗なし。また、ふく射プレートが付いているので直接食材には火が当たらず、遠赤外線でこんがり焼き上がります。本体の重量は2.8kg程度なので、キャンプや屋外BBQパーティーに持って行っても気分を盛り上げてくれそうですね。
話題商品を追ってきましたが、思えば過去にも「ホームベーカリー」「ノンオイルフライヤー」「製麺機」「タジン(無水)鍋」等々さまざまなブームを起こしながら、調理道具はバラエティ豊かに発展してきました。今後は、どの製品が未来の定番となっていくのでしょうか? またどんな道具が全く新しく生まれてくるでしょうか? アイデアを凝らして開発し、私たちの暮らしを豊かにしてくれるメーカーの皆様に敬意を表したくなった取材でした。
※この記事は2020年5月28日時点での情報です。