2007年のオープン以来、女性客を中心に口コミで徐々に人気が広まっている「Pali Kari（パリカリ）」。煙が描かれたデザインミラーや打ちっぱなしの床など、モダンなマテリアルをオレンジの照明で包み込んだ、スタイリッシュながらも温かみのある空間は、路地裏というロケーションも相まり、"本物の隠れ家"として支持されています。

飲食店がひしめくオフィス街でPali Kariが支持を集め続ける理由--それは、洗練された空間的ビジュアルだけではなく、一つひとつのソースにまで自家製にこだわった料理の数々と、そのおいしさを互いに引き出すビオ・ワインの存在があってこそです。 ビオ・ワインとは、有機農法のブドウでつくったワインのことで、国や地域によって定義は異なりますが、天然酵母を使用するなど、さまざまな条件をクリアした自然派ワインです。補糖や補酸をしないため、ストレートな果実味を味わえるのが特長となっています。

取材スタッフのPali Kariイチオシポイントは、焼きたてのパンが食べ放題なこと！澄んだ空気と新鮮な地下天然水によって育てられた、鳥取県産の"大山鶏（だいせんどり）"を使った「白レバーのパテ」をはじめ、スペインバルの定番・アヒージョは7種類を用意しているなど、パンに良く合うメニューもバッチリです。特に「イイダコのアヒージョ」は、オリーブオイルとニンニクで新鮮なイイダコを煮込んだもので、ぷりっぷりのイイダコの食感が人気。熱々のトマトベースのオイルにパンを浸して食べるのが、お店のオススメです。

また、クリーミーな味わいの「キノコのリゾット　～フォアグラのせ～」もイチオシ！口に入れた瞬間にキノコの香りがふわっと広がります。フォアグラは「ぷるっ、とろ〜」な食感で、臭みのなさは丁寧な仕事の証拠です。