築100年の洋館で味わう、本格イタリアン&ピッツァ
「大磯迎賓舘」
Vol.30 / 2014, 04
今回のココジカでは、大磯駅周辺のグルメスポットをご紹介します。ご紹介するお店は、2013年に誕生したリストランテ&ピッツェリアの『大磯迎賓舘』。地域の素材を使ったイタリア料理と焼きたてのピッツァをお楽しみください。地域の魅力を知ることで、みなさんの日々の暮らしがより豊かになれば幸いです。
![SUNWOOD CLUB MAIL MAGAZINE Vol.30](https://www.sunwood.co.jp/sunwoodclub/webmagazine/uploads/201404_mainimage_vol30.jpg)
相模湾や高麗山、鷹取山など、豊かな自然に囲まれた大磯町。明治18(1885)年には、照ヶ崎海岸に海水浴場が開かれ、同20(1887)年には大磯駅が開業し、大磯の温暖な気候を気に入った初代内閣総理大臣・伊藤博文が大磯町に住居を移しました。それ以外にも、政財界の重鎮の別荘が数多く建築されるなど、日本の近代リゾート文化の先駆けとして繁栄しました。
そんな大磯町のランドマークとして知られているのが、大磯駅から徒歩1分にあるリストランテ&ピッツェリアの『大磯迎賓舘』です。もともとは、大正元年(1912年)に貿易商の別荘として建築され、国登録有形文化財にも登録されている歴史ある洋館です。
![洋館のアーチを抜けた先に広がる開放的なレストランラウンジ](images/201404_img02.jpg)
大磯迎賓舘では、相模湾一帯で揚がる生しらすやサバ、エビ、イワシなどの海の幸をはじめ、大磯丘陵の豊かな土壌でつくられた地場産野菜、きめ細かい肉質としっとりとした食感で知られる足柄(あしがら)牛など、地域の新鮮な素材を使った本格イタリアンを楽しむことができます。
大磯迎賓舘に足を運んだ際に是非食べてほしいのが、焼きたてのナポリピッツァです。ピッツァはベーシックに、小麦粉・酵母・塩・水をベースとした生地に、フレッシュな南イタリア産チーズをトッピングとして使用しています。"サクッ、もちっ"としたナポリピッツァ独特の食感を出すために、イタリア伝統のピザ窯"マリオ・アクント"の薪窯(まきがま)を本場・ナポリから取り寄せたほどこだわっており、薪もピザ窯に適した樫の木を使用するなど、地産素材の良さを最大限に生かしきるという美食の町・ナポリの心意気を大磯の町でも感じることができます。
![ナポリピッツァの本場の味を再現](images/201404_img06.jpg)
![薪はピザ窯に適した樫の木を使用](images/201404_img05.jpg)
窓からのぞく豊かな緑を楽しみながら、四季折々の素材を使った料理を楽しむ――大磯迎賓舘は、そんなぜいたくな時間が流れる場所です。
ギャラリー
![世界を旅する貿易商が暮らした洋館](images/201404_img01.jpg)
暮らした洋館
![ナポリピッツァの本場の味を再現](images/201404_img04.jpg)
![オリジナルのステンドグラスがあるお部屋もあり、ウェディングの際の控え室として使われています。](images/201404_img03.jpg)
大磯迎賓舘
【住所】
神奈川県中郡大磯町大磯1007
【電話番号】
050-3385-0013
【開館時間】
ランチ 11:30~14:00(L.O)
ディナー 17:30~20:00(L.O)
【定休日】
水曜日
【ホームページ】
http://www.oisogeihinkan.com