お風呂場が狭い。もっと景色を眺めながらリラックスできるバスルームにしたい。パウダールームに洗面ボウルが2つあるなど無駄なものが多い。もうひとつ個室がほしい。
[コーディネーターの提案ポイント]
ベッドルームから続くベランダをスパ空間としてプランすることでサウナスペースを確保しながら、最高の眺望が得られるスパが完成しました。独立タイプの落ち着きのあるパウダールームになりました。多目的に使える個室をもう一部屋プランすることができました。
築年数 | 4年 | 概算費用 | 約1,800万円 |
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専有面積 | 130.62m² | 打ち合せ期間 | 約8ヶ月 |
種別 | マンション(RC造) | 工事期間 | 50日 |
改装範囲 | セミスケルトンリフォーム |
「部屋から見える眺望を最大限生かしきるSPA」を実現するために、排水勾配や空調など設備の納まり検討、管理組合との協議など、解決すべき問題は多々ありましたが、特注サイズの大きなユニットバスを、眺望を取り込むため可能な限りワイドを広く・ガラス面を大きくすることが最大のポイントでした。UBの壁をあと2センチひろげられないか、ガラス押さえの金属枠をあと5ミリ細くできないか、ユニットバスメーカーの担当者や施工者と現地で何度も実測と納まり検討を繰り返し、このSPAが完成しました。
設計者、メーカー担当者、木工事・UB・サウナ・設備の施工者、工事にかかわった担当者すべてが、完成したSPAを見てとてもうれしく思うとともに、空中に浮かぶすばらしい眺望のお風呂をうらやましく思っています。