以前は悌子で上がるロフトだったが「荷物を運びにくい」「上がりにくい」という理由から、固定階段に。まるでオブジェのような「魅せる」デザインの片持ち階段が実現している
洋室を撤去し、空間を一つにまとめた広いリビング。「シーリングライトを使いたくない」というS様の要望に応え、既存の洋室とリビングの問に生じていた天井の段差を活かし、間接照明を提案。夜、照明を点灯させると何とも落ち着いた温かい雰囲気に
S様がモデルルームを見て気に入ったという、格子を採用した引き違い戸。S様が好きなアジアンテイストのデザインを追求して造作しました
階段から見下ろしたリビング。ロフトを支える柱は、空間に違和感なく溶け込むように丸柱を採用しています。 存在感を主張しすぎないデザインが魅力的です
以前、タイルカーペットだった床を、耐久性に優れ、爽やかな清涼感が特徴的な籐タイルに変更。手摺りも以前、高さが30cmだったのを、階段が下りやすいように50cmにつくり変えてました
マスターベッドルームに新設した、大容量のウォークインクロゼット。棚やハンガーパイプも造作
お子様の独立をきっかけに、築3年のお手持ちの未入居物件をリフォームしたS様。以前、2LDKだった間取りを、洋室を撤去し既存のLDとつなげることで、夫婦がゆとりを待って暮らせる広いリビングに。高い天井高に加え、居室面積も広くなり、もともと所持していた大きい家具にも見合う、開放的な空間が実現しています。
ポイントは空間のシンボル的な存在であるスタイリッシュな片持ち階段。以前は 梯子で上るロフトだったため使いづらく、S様は固定階段を希望しました。また、S様お手持ちのインテリアのテイストはバリ風スタイル。床は既存をそのまま残し、格子の扉、丸柱を取り入れることでバリのテイストが活きる空間を追求しました。
収納として重宝するロフトは、荷物が運びやすいように悌子から固定階段に変更。もともと洋室のロフトの下にあったクロゼットは、マスターベッドルーム側から使える大容量のウォークインクロゼットとして取り込むことで、収納力を維持しました。
お子様の独立をきっかけに、築3年のお手持ちの未入居物件をリフォームしたS様ご夫婦。「もともと持っていた家具がLDKに入らない」、「ロフトの梯子が危険で使いづらい」、「夫婦2人で暮らすの で部屋数より広さがほしい」という理由からリフォームを実施しています。
お客さまのお宅でお打ち合わせをすることが多いのですが、聞く事を重視し、ご興味のあることやこだわりをお伺いするように心掛けています。また、お部屋に飾っである小物や雑貨、インテリア、着ているお洋服などからも、お客さまの趣味嗜好を想像し、的確な提案ができるように努めております。S様もアジアンリゾート風の家具をお持ちだったので、そのテイストを損なわないように提案しました。S様にもご満足していただき、大変嬉しく思います。