折り上げ天井が印象的なリビング空間。床の色、家具、調度品に合うように、ダイニングの照明には布製のシェード、リビングにはガラス製の照明を採用し、気品あふれる空間を追求。キッチンは以前はロールスクリーンで仕切られていたが、今回、吊扉を新設。リビング側から見えないようにレールを天井に埋め込んでいる。
以前はカーペット敷きだった床を、上質なフローリングに交換。サイズや木目、色の濃淡が異なるフローリングを一枚一枚ランダムに張る「乱張り」という施工法を採用することで、表情豊かな空間を実現。品格のあるホテルのような雰囲気が伝わってくる
「モダンにしたいが、和も捨てがたい」とのK様の思いに応え、双方の折衷的なデザインを提案。 付鴨居、障子、照明などは以前のものをそのまま使い、畳を琉球畳に交換し、「モダンさ」を取り入れている。ちなみに畳は熊本県産の本畳だ
廊下はカーペット敷きから上質なフローリングに交換。手前にある両サイドの洋室は、壁紙もカーペット 敷きも交換せずに、クリーニングのみを行っている。カーペットのクリーニングには発泡カを利用した「ケムドライシステム」を採用し、コスト削減を実現しているという
まだそんなに老朽化が進んでいなかったL字型のキッチンは、コンロのみを新しいものに変更
以前はタンク付きの便器だったのを、タンクレスの便器に交換。見た目もスッキリ、空間にも奥行きが生まれている
結婚を機にリフォームを決意したK様。そのため、ご夫人との新婚生活をリフレッシュして送れるように、同居開始日までに工事を完成させる必要がありました。 そこでプレゼンをメールで行い、打ち合わせサイクルをできるだけ短縮。 迅速な対応を心掛けることで、K様が希望する期日に引渡しを行いました。
「閑静で豊かな自然や歴史文化に囲まれた、このマンションが建つランドスケープと、そこに暮らすご夫妻にふさわしい空間を創ろう」と、上質なホテルのような気品漂う空間を提案。カーペット敷きだった洋室を、サイズや木目が異なる上質なフローリングの乱張りに変更することで、表情豊かな空間を演出しています。
K様が暮らすのは、新築で購入後10年経過したマンション。綺麗に住まわれていたため、特段、老朽化した箇所や目立った汚れもありませんでした。リフォームを行うことで、結婚して迎え入れる ご夫人とともに、リフレッシュして快適に過ごせる空間創りが今回のテーマでした。
K様の要望を具現化するために、何気ない会話や容姿、趣味などから総合的に価値観を探り、K様にふさわしい空間創りを追求しました。リビングを中心に、カーペット敷きの床を上質なフローリングに変更し、まるでホテルのような落ちついた空間に仕上げています。また、「永住はあまり考えていない」ということから、造作家具は極力抑え、K様がもともとお持ちであった家具や調度品にマッチする空間を目指しました。K様には口コミをはじめ、リフォームを検討されている方々にも当社を紹介していただき、大変感謝しております。