もともとのLDKと洋室を大きなワンルームにまとめた、開放感あふれる広々としたLDK。東面からの採光はもちろん、奥に見える二部屋の可動間仕切りを開け放てば、南面からの陽光もたっぷり満喫できる。白を基調とした、清々しい空間が実現している
「高級感」をイメージコンセプトに、白ですっきりまとめたリビング空間。床には自の塗装を施した無垢フローリングを係用し、「孫が遊びに来たときにゴロゴロできるように」と、床暖房も敷設している。バリアフリーにも配慮し、可動間仕切りには床にレールがない上吊タイプを採用
ご夫人の寝室には、「インパクトのあるデザインにしたい」と、ご夫人こだわりの花柄のカーペットを採用。半透明の可動間仕切りを採用しているため、リビングにまで南面の明るい光が行き届く
担当者とさまざまなショールームを廻って決めたご夫人こだわりのキッチン。基調カラーである白とは対照的に、黒を探用。水栓は便利な自動水栓に。収納も充実し、使い勝手も追求している
「既製品ではサイズがぴったり合わず、隙間ができてしまう」と、造作で仕上げた洗面化粧台。ミラー裏は収納になっているので、雑多になりやすい水まわりもスッキリ
明るいカラーでまとめた、落ち着きのあるトイレ。スタイリッシュな便器や自動水栓の手洗い器、壁にはジェットタオルを採用するなど、まるで店舗のような機能性を備えている
T様の住まいは築27年のマンション。経年による老朽化を考え、当初は給排水の配管交換と軽微な間取り変更のみを行う予定でした。しかし、打ち合わせを重ねる中、末永く暮らせる空間を目指し、浴室を除く大規模リフォームへと発展。内装はすべて一新し、もともと生じていた段差も解消。快適な空間にリフレッシュし ました。
以前は細かく仕切られた窮屈な間取り。LDKも周囲の部屋に囲まれ窓に面していなかったため暗く、昼間でも照明が必要なほどでした。そこで1部屋を撤去し、LDKを拡張。バルコニーに面した広々と明るい空間を実現しています。また、寝室には光を透過する可動間仕切りを採用し、LDKに南面からの陽光を導いています。
内装のイメージコンセプトは「高級感」。美しい白を基調とし、寝室にはご夫人が「元気が出る」と赤い花柄のカーペットを敷き込み、アクセントをプラス。キッチンには黒を採用することで、白とのコントラストも演出。床には白で塗装した無垢フローリングも採用し、全体のバランスが取れたモダンな空間に仕上がっています。
T様が暮らすマンションは築27年。一昔前の配管は鉄管のため、さびが目立ち、築年数とともに老朽化。段差も生じていました。また、部屋は細かく仕切られ、夫婦のライフスタイルに合わない間取り。LDKも周りを部屋に囲まれ、窓に面していなかったため、光がほとんど差し込んでいませんでした。
当初は配管交換と軽微な間取り変更のみを予定していましたが、「末永く住み続けられる家に改装したい」と、浴室以外の大規模リフォームにまで話が進んでいきました。T様がもっとも悩まれていたのが、LDKの暗さ。そこで一部屋撤去しLDKを拡張することで、明るく開放感あふれる空間を演出しました。また、内装はT様が希望されていた「高級感」をテーマに、最初に決定した白塗りの無垢フローリングに合わせ、クロスやクロゼットの扉にも白を採用し、統一感のある空間を目指しました。3Dを用いた提案にも喜んでいただき、大変嬉しく思います。