建設前の敷地とクスノキ
サンウッド文京開運坂上の建設地は、マンションが立てられる前は、建設会社の社員住宅だったそうです。残っている写真を見ますと、建物は年代を感じさせますが、ゆったりとした敷地に緑のゆたかな住宅であったことが見て取れます。
(写真の真ん中には、現地調査中の弊社社員が写っています。)
この中の大きなクスノキの1本は土地の記憶としてそのまま残され、今でもマンションに穏やかな木陰をもたらしています。
年輪をかさねた樹木は、私たちが作れないものです。こうして次代に残していく事ができてよかったと思います。
建設前の景色
建設前の建物の屋上から、池袋方面を写した写真が残っています。
サンシャイン60が、ぽつんと立っているのが見えます。
竣工から18年、現在の池袋には、豊島区役所の高層ビルや、タワーマンションが林立しており、時の流れを実感するのですが、サンウッド文京開運坂上の周りは、都心とは思えない、変わらず静かで穏やかな人の住まいの息づかいを感じる街並みが続いています。